
「ゆずりは」は、春に若葉が出た後、古い葉が次にゆずる様に落葉することから、親から子へ家を代々続いていく様子に見立て、縁起物とされています。銀の最盛期には、“ゆずりは”の名前の付いた丁銀もあったそうです。
又、新設された離れの客室は、福石鉱床にちなんで部屋の名前を“福石”とし、お部屋の
風呂は地元産の福光石を葺いた石風呂となっています。“福石”とは、石見銀山で採掘された銀鉱石の名前で、多くの人に福をもたらした事から名付けられたと言われています。
石見銀山では、夢のお告げによって大量の銀を掘り当て、徳川家康に謁見を許されて褒美をもらったという逸話があります。まさに福石の福を授かったという訳です。
別棟「福石」宿泊の皆様にも、良い夢のお告げは正夢になると噂になっています。
また日本では『豆』には健康という意味もあり古来より縁起の良い食べ物として、お祝い事や年中行事で食べられてきましたが“ゆずりは”のキーホルダーはその“さや豆”を用意しております。まさに“福”尽くしの、お宿になっています!!
銀山の入り口に建つ、小さな宿ですが“のんびり、ゆっくり”お過ごしください!!
石見銀山にお越しの皆様に福が来ます様に!
支配人 森田秀治