
ふぐは「福」を呼ぶ魚として縁起が良いと言われています。
ふぐといえば、下関というイメージが強いのですが、五十猛(いそたけ)の神島の沖一帯では、昭和20年ごろ、戦前から始まり戦後さらに盛んになったふぐの延縄漁が行われていました。
その当時ふぐ延縄漁の船で、ここ五十猛もにぎわっていました。特に11月から3月の彼岸のころまでは、「ふぐ縄漁」といい、ナメタフグ(マフグ)をはじめトラフグなどを水揚げする船が20~30隻はあったといいます。それだけ、神島沖ではふぐが大量に揚がった時代があったのです。
当時より、ふぐはあっさりとした白身の魚で、上品な風味と味わい深さに定評がありました。これを「もっと美味しく加工して多くの人に食べてもらいたい」と考え、地元大田市をはじめ浜田・下関などで水揚げされた新鮮な国産天然ふぐ、国産原料のみを使って製造しています。
「ふぐの味醂干」、「ふぐめし」,「ふぐぞうすいスープ」、「ふぐオイル漬」など
多くの人にふぐのおいしさと福が訪れる事を願っております。